勉強にまつわる噂を徹底検証!~後編~

毎日忙しいお母さん、こんにちは!
元塾経営者の猿子けいと申します。
「子どもが勉強しなくて困っている」という親御さんの声を、仕事柄よく聞きます。
「いったいどうすればうちの子どもは勉強するようになるのでしょうか…」とか。
このブログを読めば、勉強嫌いだと思っていた子がみるみる勉強するようになるからくりがわかります!
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その4 ほめると頭がよくなるって本当?

これは人によるでしょうか。
ただ、子どもをほめたいのなら、同時に叱ることもできないと意味がありません。
褒めるだけより共感して
ほめられて育つと自己肯定感が高まるといわれますね。
ほめてもらうことで自信がつき、より頑張れるというわけです。
世の中にはほめられて伸びる子と叱られて伸びる子がいるといいます。
ほめることは悪いことではないと思うのですが、私は共感したり関心を持ったりというかかわり方のほうが断然いいと思います。
ほめるという行為はときに、おこがましいものになります。
褒めるっておこがましい
あなたが子どもさんをほめるとき、どの部分をほめますか。
例えばお子さんの定期テストの結果を受けてほめたとします。
点数や順位をほめますか。
それとも頑張った課程をほめますか。
あるいは順位は振るわなかったけれど気を落とさないことをほめますか。
褒める行為は評価
ほめるという行為は、実は結構難しいのです。
なぜなら、相手が何か優れたことをしない限りほめられないからです。
ほめられるほうの子どもの立場ではどうでしょうか。
自分としては結果に満足していなくても親にほめられると、気まずい感じになります。
あるいは期待していたのにほめてもらえないと、とても悲しい気持ちになります。
やる気をなくしたり、期待通りにならないとすぐに諦めてしまったりする子になるかもしれません。
失敗を恐れさせないで
また、ご褒美にものやお金をあげたり、結果が出なかったときに罰を与えたりという行為は、学校の勉強ごときでするものではないと思います。
一時それらはモチベーションになるかもしれませんが、結果が振るわなかったときにあきらめる原因にもなります。
また最悪の場合、結果を偽造してしまうかもしれません。
立派な企業に勤めている会社員でも、粉飾決算や文書偽造をして何とかその場をしのぐのに必死です。
子どものうちからこんな苦しいことをさせたら、本当に勉強が大嫌いになってしまいます。
失敗を過剰に恐れたり、失敗を認めたがらなくなったりしてしまうかもしれません。
叱れない大人が多すぎる
叱るのが苦手だから「ほめる」しかしない、という親御さんもいます。
子どもに嫌われるのを恐れてはいけません。
そして、いけないことをした際には叱れなくてはなりません。
仕事をしていても、叱るのが苦手な上司はいませんか。
部下に嫌われるのが怖くて、みんなにいい顔をするような人です。
それではチームは動けませんし、結果みんなからバカにされるリーダーになってしまいます。
バカにしているリーダーからほめられることほど屈辱的なことはありません。
ほめられるばかりで育ってしまうと、誰かに注意を受けただけでも反発する人になってしまうかもしれません。
自分の気持ちを子どもに伝えればいい
それよりも、「すごいなあ」と感想をいったり、「〇〇くんのいい顔が見られてうれしいなあ」と喜びを伝えたりするほうが、子どもさんはうれしいと思います。
その5 本番に弱い子はどうしたらいいでしょうか?

勉強はできるのに本番になるといつもミスをしてしまう、という悩みもよく聞きました。
これは保護者からのみならず、生徒本人からもよく飛び出します。
「本番に弱い」は言い訳です
厳しいことをいうようですが、これは言い訳だと思います。
練習不足だから本番でミスをするのです。
学校の勉強とは暗記したことを紙に書きだす作業です。
テスト対策のために解いた問題集は、2回やっても3回やっても満点を取れていましたか?
テスト対策の段階でも、実はミスを犯していたのではないでしょうか。
それなのに、本当はわかっていたからと自分に甘い採点をしてしまってはいませんか。
練習でできなかったことが本番でできるわけがない
例えばフィギュアスケートのジャンプを想像してみてください。
練習で成功したことのないトリプルアクセルがいきなり本番でできることはきっとないと思います。
では、10回練習して5回は跳べた場合、その人は本番でもできるでしょうか。
10回中8回の人はどうでしょうか。
10回中10回跳べる人でも、100回やれば1回くらい跳べないことがあるかもしれません。
そう考えると、勉強も練習や訓練の一部だということがお分かりいただけると思います。
100回中100回トリプルアクセルが跳べても、本番に必ず成功する保証はありません。
練習よりも本番のほうがよくできることなど、普通はあり得ないのです。
本番に限ってミスをする、実力はこんなもんじゃないというのが、言い訳に過ぎないというのはこのような理由からです。
その6 どうして勉強しなきゃいけないのときかれたら!

私なら、嫌ならしなくていいよと答えます。
勉強は別に、絶対にしなきゃいけないものではありません。
きっと人には自らの意思で勉強すべきタイミングが訪れます。
そのタイミングを親御さんの力で少し早めたいと思った時、ここに書いた言葉がけや考え方の転換を試みていただけるといいのではないかと思います。
それに子どもは「嫌ならしなくていいよ」なんていわれたら、反対にやりたくてしょうがなくなるものですしね。
学ぶという行動は、本来とても興味深いものです。
大人になっても勉強を続けていたり、新たに始めたりする人は多いです。
大人になってからの勉強のほうが楽しいのは、自分の意思で取り組むからです。
反対に会社に無理やり受けされられる研修などは苦痛な方も多いのではないでしょうか。
子どもたちにも、ぜひ自らの意思で学ばせてあげてほしいと思います。
小さいころから学ぶことの楽しさを知っている人の人生は、より豊かになります。
そして子どもたちの「好き」なものを大事にして、スペシャリストになれるためのサポートをしてあげてほしいと思います。
これを機に、親御さんの中にある好きなものや特技ももっと大事にして、お子さんと一緒に豊かな学びを感じていただけたら、こんなにうれしいことはありません。
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