みなさん、今日もお疲れ様です。
家事そのものを減らすための、最後のお話です!
↓前編・中編はこちらからどうぞ!
その4 干さないたたまない洗濯という選択
洗濯を始めてから完了するまで、いったいどれだけの時間がかかるんでしょうか。
朝洗って夜タンスにしまうとすると…ほぼ丸1日かかってるじゃないですか!
しかも洗濯には工程が多く、完了するまでに家のいろいろな場所を動き回らなければなりません。
これだから洗濯が嫌いだ
まずは、白物と色物を分けたり、デリケート洗いをよけたりする作業が要ります。
- 素材による仕分け
- 洗濯機を回す
- 取り出す
- 干す
- 乾いたら取り込む
- 畳む
- アイロンをかける
- タンスにしまう
なんて工程が多いんだ!
この普段の洗濯から、省けるものを省きます!
干さない・取り込まない
乾燥機を使い、「干す」と「取り込む」をやめます。
洗濯から乾燥まで全自動の物を使えば、「取り出す」もやめられます。
↓正直高い…けどヒートポンプ式乾燥なら全然しわにならない!
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乾いた衣類をハンガーのまま収納すれば、畳む作業をやめられます。
しわにならない素材の衣類ばかりをそろえれば、アイロンがけもやめられます。
曜日ごとに洗うものを決める
洗濯も曜日ごとのルーティンにしてしまい、それ以外は絶対に洗濯機を回さないことです。
例えば…
- 洗濯は平日朝、食洗器を回した後
- 月曜はおしゃれ着などのデリケート洗い
- 火曜は白物
- 水曜は色物
- 木曜はタオルやシーツ
- 金曜は予備日
どうしても日光を当てて乾かしたいというものもあるかもしれないので、予備日を設定してみました。
乾燥器は電気代が気になるかもしれませんが、1回数十円程度です。
これと引き換えに自由時間が2時間増えるなら、安いものです。
以前にもいいましたが、あなたが家事をしている時間は電気をつけ、あなたは活動をしているわけです。
どちらにしても私たちが生きている限り、環境に負荷をかけないわけにはいかないんです。
畳まない
さて、おしゃれ着やスーツはさすがにハンガーで干すんですが、乾いたらハンガーのまましまいます。
乾燥機から取り出したものは、きっちりとは畳まず、ふわりと折るイメージで収納します。
引き出しや棚の上でふわりと畳み、重力を借りるのがポイントです。
膝の上できっちり畳んでそれをさらに引き出しに収納するやり方に比べて、だいぶ時短になります。
アイロンかけない
アイロンがけが家事の中でいちばん嫌い!
なのでまずは、衣替えをしないこと。
1年中ハンガーに吊るしておけば、折りじわはつきません。
そして、しわにならない衣類を選べば、アイロンをかけなくてもしわになりません。
↓なぜかうちの夫はノーアイロンシャツにもアイロンをかける。自分でやってるから許すけど。
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私自身は、アイロンがけがいる服は1枚も持っていません。
ハンカチもタオル地を選べばアイロンがけ不要です。
その5 家事を家族で分担する
家事は何も、誰か1人が抱え込むものではありません。
家のことは、家族みんなでするべきです。
なぜ夫は家事をしないのか
でも、うちの夫はちっとも家事を手伝ってくれない…という悩みを本当によく聞きます。
それ、ちゃんとはっきりと「掃除機かけて」、「お風呂洗って」っていわないからですよ!
夫婦だからって、黙ってても伝わりませんよ。
察してくれるのを待っているとイライラするばかりです。
要求はちゃんと言葉にしていいましょう。
自分のことは自分でルール
例えば、食事の際は各自が自分で取り分ける。
分量も自分好みに調整できます!
調味料やスパイスが追加で欲しい人も、自分で振りかけてもらいます。
冷蔵庫まで取りに行くのも欲しい人がする!
洗濯機を回すのはあなただとして、乾いた服を片付けるのは各自でというルールもいいかもしれません。
たったこれだけでも、1日のうちの30分や1時間は節約できます。
家事を増やさない商品を買う
家事が増えない商品を選ぶこともおすすめします。
芯のないトイレットペーパーや、ラベルレスのペットボトルなどです。
↓うちはもうずっとこれ。ぎゅっと巻いてあるので長持ちするのもGOOD!
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ごみ捨てが楽になる商品は次々に発売されています。
私たちは学校で、ごみは持ち帰りましょうと教育されました。
観光地でもごみを捨てるなって書かれています。
最近はスーパーで買った缶詰や瓶詰のごみを、スーパーでは回収してくれなくなりました。
じゃあどこに捨てればいいかって、「おうちで捨ててください」だなんて、冗談じゃないですよね。
おうちのごみ箱に捨てた後、その始末をするのは誰なんだ、って話ですよ!
って、共感してくれる方、いますよね…
手伝ってもらうのだって大変なんだ
ところで、子どもが家事を手伝ってくれるのはうれしいですよね。
でも結局水浸しになったり、余計汚れたり、自分でやったほうがはやい場合もあります。
子どもにとっては大事な経験ですが、とても忙しいときにあなたの時間をさらに奪ってしまうようなら、悩ましいところです。
お手伝いする曜日を決めたり、家事の範囲を限定したりしたほうがいい場合もあります。
この本の目的は、あなたの家事時間を1日2時間短縮することです。
時には家族で分担しないほうがはやく済む家事もあることを書き添えておきます。
夫の皿洗い問題
実は我が家では、夫が食器洗いをしていた時期がありました。
私の考える食器洗いは、生ごみの処理、シンクと排水溝の掃除、コンロと調理台の拭き上げまで含むものだったのですが、夫の感覚では汚れた皿を食洗器に詰め込むことだけだったようです。
こんなにいっぱい詰め込めたという達成感が嬉しかったらしく、洗い終わった後の皿を片付けることもしませんでした。
一応排水溝を覗いてみると、案の定カビだらけ。
夫のいう皿洗いって、職場でコピーとるときだけ手伝ってくれる人みたい…
ほかの仕事も任せたいけど、教えるのがそもそもめんどくさい…
お察しのとおり、私には部下を育てる才能がないのです。
自分でやったほうが速い、うまい、安いから、全部自分でやっちゃうんですよ。
でもね、もし今少し心に余裕があるのなら、夫や子どもたちに家事を教えて、後々楽できるプランを立てるほうが本当は正解かもしれません。
というわけで、現在アイロン係の夫には、将来的にまるごと洗濯係を任命するつもりです!
とはいえ、私は基本的に掃除が大好きなので掃除は全然苦じゃないんですけどね!
まとめ
というわけで、家事時間を節約するためには家電と家族に頼ればいいってこと。
- 家電の電気代なんて大したことない
- 家族にだってちゃんといわなきゃ伝わらない
の2つを今回のまとめとさせていただきます。
これからもアヌークブログは、みなさんのタイパの良い暮らしを全力で応援します!
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