人生100年時代といわれ、漠然と募るお金に対する不安。
毎日結構忙しいのに、給料は増えていかず、物価だけが上昇しています。
スーパーでは安いほうの食品を手に取ったり、いいなと思った靴も見なかったふりをしてみたり、お金に対する不安のせいで我慢していること、ありませんか。
私たちが、特に大人の女性が経済的に自立できていることは、お金以外の様々な不安をも拭い去ってくれると信じています。
健康のこと、夫婦や家族のこと、子育てや老後のこと…この先何が起こるかは誰にもわからないけれど、お金さえあればなんとかなることがたくさんあります。
皆さんが手元のお金と心の余裕が少しずつ増していくのを実感し、この記事がみなさんの人生がより豊かになるその一助となれば、こんなにうれしいことはありません。
不労所得作りの代表ともいえるのが、投資ではないでしょうか。
投資の対象
投資の対象にはいろいろなものがあります。
不動産や株式をはじめ、絵画などの美術品やゴールドなどを保有している人もいます。
実際、不労所得という場合、家賃収入や配当金収入など、定期的に受け取れるものをイメージすることが多いです。
投資って、危険なイメージがしますか?
確かに私たちは、日本の学校で投資について全く教わってきませんでした。
私も大人になるまで、考えてみたこともなかったのです。
投資とギャンブルは別物
投資にギャンブルのイメージを持っている人は、もしかしたらFXのようなものを想像しているかもしれません。
FXは、簡単にいうと外国の通過を両替して、レートの差で儲ける投資です。
少額で始められて、何よりもルールが簡単なので手を出しやすいのですが、一国の通貨の価値が決まる要因はかなり複雑です。
ですから勉強せずに始めてしまう人が多く、そこがギャンブルといわれるゆえんなのだと思います。
大負けする人がいればそれと同数、大勝ちする人がいますので、初心者が挑戦するにはFXはギャンブルの要素があまりにも高いといわざるをえません。
短期投資は難易度が高い
あるいは、株取引は株取引でも、スキャルピングやデイトレード、スイングトレードなどの短期投資をイメージしている人もいるかもしれません。
これらは短期間なら数秒、長くても数か月しか株を保有しません。
株価が安いときに買って、値段があがったらすぐ売って、その差額を利益とする投資です。
短期投資で生計を立てるためにも、相当の知識が必要です。
ですから短期投資は、副業や不労所得形成には向きません。
長期投資はリスクが少ない
さて初心者の人には、長期投資をお勧めします。
いいなと思った会社の株などを買ったら、じっくり何十年も持ち続けるのです。
基本的に企業は長い目で見れば成長を遂げていくものですから、株券の価値というのもじわじわとあがっていくという考え方です。
配当金という不労所得
特定の会社の株を持ち続けていると、定期的に配当金がもらえます。
もちろん、その会社の業績が悪いときには配当金がない場合もあります。
配当金といっても持っている株価の数%程度なのですが、もしも百万円分の株を持っていたとしたら、数万円を定期的にもらえるイメージです。
例えば6つの会社の株を持っていて、それぞれ年に2回、配当金を出しているとします。
1回あたりの配当金が30万円、これが1年に12回もらえるとなれば、不労所得の完成です。
ETF
本来は四季報などで会社の業績をチェックしてから株を買うのが原則です。
でもよくわからないなら、ETFという買い方もあります。
ETFは上場投資信託の略で、特定の株価指数に連動する株の組み合わせ商品です。
1社だけの株を持っていてその会社の業績が悪くなることはあり得ますが、500社分のETFを持っていた場合、半分以上の会社の業績が悪くなることはまずありえません。
というわけで、ETFは損をしにくい株の買い方でもあります。
もちろん、配当ももらえます。
投資信託
もっとローリスクな買い方は、投資信託です。
略して投信ともいいます。
投資信託は、証券会社があらかじめ作っておいた株などの詰め合わせを、希望の金額分だけ購入できる投資です。
自分が購入金額を決められるので、例えば毎月5万円分ずつというように、貯金のように積み立てて購入していくことができます。
投資信託は普通、数十年といった長いスパンを積み立て購入しながら、老後資産形成のために使ったりします。
NISAとiDeCo
今から投資をやってみようと思った方は、NISAとIDECOから始めてみてはいかがでしょうか。
NISAは、株で得た利益に対する税金を払わなくてよいです。
またIDECOは、掛け金が全額控除の対象になります。
ですから初心者にお勧めというよりは、全国民にお勧めなのです。
NISAでは、投資信託を毎月積み立てていく「つみたてNISA」と、自由に株を売り買いできる「一般NISA」を選べます。
いずれも運用益や分配金が非課税になり、「一般NISA」の場合は配当金も非課税です。
一般NISAのほうが損益を出すリスクは高くなりますので、慎重な人はつみたてNISAを選択してもいいかもしれません。
IDECOは、投信や保険など好きな商品を組み合わせて、毎月積み立てていきます。
原則六十歳から引き出しが可能になっているので、個人型確定拠出年金という名前の通り、老後資金という考え方がしっくりくると思います。
↓将来ずっとお金が入ってくる仕組みを作るはこちら
もっと詳しく知りたいと思われた方、よろしければ
アマゾンで好評発売中です!