その「勉強しなさい」に説得力はありますか?

毎日忙しいお母さん、こんにちは!
元塾経営者の猿子けいと申します。
「子どもが勉強しなくて困っている」という親御さんの声を、仕事柄よく聞きます。
「いったいどうすればうちの子どもは勉強するようになるのでしょうか…」とか。
このブログを読めば、勉強嫌いだと思っていた子がみるみる勉強するようになるからくりがわかります!
↓毎日忙しい大人女子の皆さんにはこちらも
その1 なぜ子どもに勉強させたいのか

まずは質問です!
そもそもどうしてあなたは、子どもに勉強してほしいのですか。
- 勉強さえしておけば何とかなる
- お父さんは勉強しなかったからこんな人生になってしまった
- お隣さんは勉強したから素晴らしい人生になった…
こんな回答が出てきた方、要注意です!
大人たちはよくこんな理由をあげます。
でもこんな答えで「なるほど!」って納得する子どもはいません!
子どものころを思い出してみて
実際あなたが子どものときにこんな大人たちの言葉を聞いて、「よーし、勉強したくなってきた!」という気持ちになりました?
どうして?を突き詰めるとわくわくする
まずはあなた自身が、どうして子どもに勉強させたいのか、その部分から明らかにしていきましょう!
その作業は、あなたの子育てに対するイメージをずっと楽でワクワクするものに変えてくれます。
勉強は本来楽しいもの。
楽しそうに勉強に取り組む子どもたちの姿を、見たくないですか?
子どもへの接し方や声掛けによって、子どもたち自身の勉強に対するイメージも変わります!
子どもたちが自ら勉強するようになる、その過程を見ていくことにしましょう!
子どもが勉強するようになるアプローチ
「うちの子は勉強が嫌いで」、「もうちょっと勉強してくれたら」、「どうしたらもっと勉強するようになるかしら」…。
塾経営を引退してもなお、私の周りにはこんなことを嘆くお母さんがたくさんいます。
同じこと、思ったことありますか?
ところで、勉強ってつまり、何ですか?
何を想定していますか?
まずは自分自身のことを深く知って、子どもさんへのアプローチの準備をしませんか?
その2 学びたい欲求には逆らえない

勉強する子には、いくつかのパターンがあります。
1つ目:問題を解いていくプロセスが好きな子
クイズに挑戦したり、迷路を抜け出したり、ゲームを攻略したりというのと同じ感覚で、個々の問題をクリアしていく感覚に楽しさを覚える、という感じです。
この子たちは出された宿題を片づけたり、定期テストの対策をしたりするのが楽しいはずです。
2つ目:新しい物事を知るのが楽しい子
年齢が若いうちは特に、子どもは色々なことに興味を持ちます。
虫が好きな子は虫を捕まえて観察したり、えさをやってみたり飼ってみたりしているうちにもっと知りたくなり、図鑑やインターネットで勉強し始めます。
その知識はやがて理科という科目に結び付き、理科が得意な子に育つかもしれません。
そうやって学ぶ喜びを知っている子は、自分で勉強したがります。
学校のなかの科目に合致しない分野にも興味を持てますし、勉強のやり方も心得ています。
3つ目:明確な目標がある子
絵をかくのが好きで将来は絵の仕事をしたい、そのために美大に入りたい、その美大の入試には学力テストもある、だから勉強する、というようにです。
考えてみれば、絵の才能だけで試験をパスするのは非常に難しいことです。
なぜなら絵の審査には少なからず審査員の好みや感性が加わるからです。
その点、学科試験は全て点数化されるので、とても絶対的なものになります。
自分の絵がどれくらい上達したかを図るよりも、学力がどれくらい伸びたかを知るほうがはるかに楽です。
勉強とは何か
多くの人は、学校の教科としての勉強を想像しいるかもしれません。
もちろん勉強はそれだけではありません。
外国語もサッカーも礼儀作法も、勉強しなければ身につきません。
勉強が苦であるかどうかには個人差がありますが、それはいい方を変えれば結局、努力が苦であるかどうかの違いです。
我々は嫌いなものや意味がないと感じるものに対して努力することを、非常に苦痛だと感じます。
その3 あなたの好きなことは?

子どものことを心配する前に、まずはあなたご自身のことに思いを巡らせてみてください。
あなたは子どものころ、どんなものが好きでしたか。
得意科目はなんでしたか。
また今は何をするのが好きですか。
大人になってからはどんな仕事につきましたか。
今得意なことは何ですか。
答えがすらすらいえましたか?
私は勉強が好きでした。
上の例でいうと、問題を解いていくことが楽しかったタイプです。
他に興味があったのは食べること、海外のこと、ワープロ作業、読書などです。
食べることは今でも好きで、大人になってからは料理も好きになりました。
レシピや栄養に関する本が我が家にはたくさんあります。
外国へ行ったら、初めての味をできるだけたくさん口にしてみたいと考えます。
海外のことには子どものころから興味があり、国際的なイベントがあると聞けばしょっちゅう参加していました。
その興味は大人になってからの仕事に結びついています。
現在でも語学の勉強は続けています。
ワープロはなぜだか分かりませんが、祖父のおさがりが気に入り、文字を打ち込んでは遊んでいた記憶があります。
活字や文法といったことも好きで、そういえば紙に文字を書くことも好きでした。
やがてそれはコンピューターへの興味に移り変わり、同じく仕事で役に立っています。
読書は昔も今も私の趣味です。
読書が収入に結び付いたことはありませんが、損をしているとは思いません。
大切な趣味です。
自分の子ども時代を思い出して
私の話ばかりすみません。
あなたの場合はいかがでしょうか。
じっくり時間をかけて思い出してみてください。
なかなか思いつかない方には、ここでちょっとヒントです。
嫌なことの反対が大好きになる
私たちは、つらいことの対極にあるものを異様に好きになってしまうことがあります。
例えば「ゲームばかりしないで勉強しなさい」といわれ続けている反抗期の子どもたちは、勉強が大嫌いな代わりにゲームに執着するようになります。
ですが実はこれは、叱る親御さんの脳内で勉強とゲームが対極に置かれているから起こる現象です。
子どもの興味に優劣や善悪を定めると、それこそ場合によっては勉強が憎いものになってしまうかもしれません。
大人も同じ
大人だってそうです。
「甘いものを控えて運動しろ」といわれると、途端に運動したくなくなります。
誰にいわれるかもポイントです。
例えばちっとも運動しない夫にいわれると、無性に腹が立ちませんか。
しかも夫が、アイスクリームを食べながら「甘いものを控えて」といってきたらどうでしょう。
子どもも同じです。
「勉強しなさい」というお父さんやお母さんには、どう見ても漢字ドリルの宿題は出されていません。
もちろん営業のノルマや持ち帰りの残業があるかもしれませんが、子どもには詳しいところまでわかりません。
あるいはお父さんはビールを飲みながら、お母さんはテレビを見ながら子どもに「勉強しなさい」といっているという状況で、子どもには説得力が感じられないのです。
ダイエットと勉強はちょっと似ている
たとえば私は食べることが好きですが、中高生のころは痩せたい、食べちゃダメという思いが強すぎるせいで、いつも食べ物のことが頭から離れなかった気がします。
体重測定が終わったらあれを食べよう、あと1キロ痩せたらこれを食べよう、という具合にです。
つまり、「ダイエット」の対極にある「美食」に執着してしまっていたのですね。
また中学生時代は部活の練習がきつくて長くて、それに比べて授業や宿題はなんてらくちんなのだろう、と思っていました。
結果的に中学時代も勉強が好きでした。
時間を使うのもうまくなったと思います。
勉強がつらかった記憶はなく、今でも夢に見るのは顧問の先生に怒鳴られるシーンばかりです。
まとめ
子どもに勉強させる前に考えてほしいこと。
- 子どもは何が好きで、自分は今何が好きか
- 大嫌いなものの対極にあるものが大好きになっていく
- あんたにいわれたくないと思われたら何をいってもムダ
もっと詳しく知りたいなと思われた方、よろしければ、
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