人生100年時代といわれ、漠然と募るお金に対する不安。
毎日結構忙しいのに、給料は増えていかず、物価だけが上昇しています。
スーパーでは安いほうの食品を手に取ったり、いいなと思った靴も見なかったふりをしてみたり、お金に対する不安のせいで我慢していること、ありませんか。
私たちが、特に大人の女性が経済的に自立できていることは、お金以外の様々な不安をも拭い去ってくれると信じています。
健康のこと、夫婦や家族のこと、子育てや老後のこと…この先何が起こるかは誰にもわからないけれど、お金さえあればなんとかなることがたくさんあります。
皆さんが手元のお金と心の余裕が少しずつ増していくのを実感し、この記事がみなさんの人生がより豊かになるその一助となれば、こんなにうれしいことはありません。
変動費を減らす
出費を減らすなら固定費を中心に減らすべきだと、先ほど述べました。
それらは一度見直すだけで、翌月以降毎月の出費が減らせるからです。
また、金額的にも大きいですからね。
反対に変動費を減らすには、毎日、無駄遣いをしないように心がけなければなりません。
現金生活からの卒業
変動費を一度で減らす方法があるとすれば、現金生活からの卒業です。
日々の支払いや交通費をICカードや電子決済で行えば、現金支払いよりも安く済ませることができるばかりでなく、現金を引き出す時間も節約することが可能です。
変動費には、このようなものがあります。
- 食費
- 日用品費
- 娯楽費
- 外食費
- 交通費
- 医療費
- 被服費
- 美容費
- 教育費
- 交際費
変動費は、ライフスタイルによって世帯ごとに結構違いがあります。
固定費のところでも少し触れましたが、交通費はその最たるものではないでしょうか。
負担の大きい車両費
よほどの都会でない限り、公共交通機関だけに頼って暮らしていくのは難しいのが現状です。
毎日通勤や送迎の必要がある人は、車なしでは田舎では本当に身動きが取れません。
それが理由でマイカーを所持している家庭は非常に多いと思います。
ですが車を維持するためには、車本体の費用に加え、ガソリン代、車両保険、自動車税、車検費用など、かなりの維持費がかかっています。
意外とかからない交通費
でももし、毎日は利用しないのであれば、タクシー生活にシフトすることで大きく出費を抑えることが可能です。
1回の乗車料金はとても高いですが、前述したガソリン代や車検代込みで考えると、年間の出費が大きく下がる家庭が実はたくさんあります。
また、事故を起こして修理や補償をする必要もありません。
もちろん、交通違反の罰金を取られることもありません。
週に数回、買い物や通勤に使うだけなら、車を手放すという選択もありだと思います。
IDカードはマイナイバーカードでOK
一昔前であれば、顔写真付きの身分証として運転免許証を所持している人が一定数いましたが、現在ではマイナンバーカードがありますから、免許返納しても問題ありません。
年齢や自治体によって違いますが、返納するとタクシー割引などの優遇措置が受けられます。
食費と日用品費
食費や日用品費においては、毎回買う習慣をやめることで、出費を減らせるものがあります。
毎日コンビニやコーヒーショップで飲み物を買っている人は、自宅から水筒を用意するようにすれば、ひと月で数千円の節約ができます。
雨が降るたびにビニール傘を買っている人も、折り畳み傘を持ち歩く生活にシフトしてみると、こちらも月千円ぐらいは変わると思います。
日々節約を考えるというよりは、意識改革と割り切ってしまえば、ストレスなく出費を減らせるかもしれません。
日々の節約だけでは限界がある
ただ、日々の節約だけではどうしても限界があります。
それに、お金に不自由しないための努力が節約だなんて、本末転倒ですしね。
ひとまずこの節では、マイカー生活からタクシー生活へシフトするメリットを覚えておいてください。
節税する
直接的な出費ではありませんが、納税の際に控除を受けて、納めるべき税金を少なくするという方法があります。
会社員の方なら、年末調整時に会社でまとめて、配偶者控除や保険や住宅ローンの控除を申請していることと思います。
そのほかにも、ふるさと納税等で寄付金控除を行っている人は多いでしょう。
IDECOと小規模企業共済
IDECOという国民年金基金連合会が運営する私的年金制度を利用すれば、こちらも控除の対象になります。
自営業の方であれば、小規模企業共済の掛け金も控除の対象となります。
雑損控除
また災害に遭った場合は、雑損控除を受けることができます。
意外と知らない方も多いのですが、盗難被害に遭った場合も雑損控除を利用できます。
ただしこれは、何かを物理的に盗まれた場合です。
詐欺にあってお金を取られた場合は使えません。
医療費控除
従来の医療費控除に加えて、セルフメディケーション(自主服薬)も控除の対象となっていることはご存じでしょうか。
これらは配偶者や親族の分も合算できますので、確定申告の際はぜひ家族みんなで協力してください。
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