人生100年時代といわれ、漠然と募るお金に対する不安。
毎日結構忙しいのに、給料は増えていかず、物価だけが上昇しています。
スーパーでは安いほうの食品を手に取ったり、いいなと思った靴も見なかったふりをしてみたり、お金に対する不安のせいで我慢していること、ありませんか。
私たちが、特に大人の女性が経済的に自立できていることは、お金以外の様々な不安をも拭い去ってくれると信じています。
健康のこと、夫婦や家族のこと、子育てや老後のこと…この先何が起こるかは誰にもわからないけれど、お金さえあればなんとかなることがたくさんあります。
この記事を読めば、お金を少しずつ増やしていく方法がわかります!
しかも、誰でも、リスクなく実践できることに気づいていただけるはず。
皆さんが手元のお金と心の余裕が少しずつ増していくのを実感し、この記事がみなさんの人生がより豊かになるその一助となれば、こんなにうれしいことはありません。
結婚すると多くの女性は、自分の収入ががくんと減り、夫に養ってもらっているから幸せなように周囲からは見えているかもしれませんが、不安で不安で仕方なくなります。
その不安から脱出する方法は、たった3つ。
- 出費を減らす
- 給料を上げる
- 不労所得を作る
なんだそんなことか!って思いました?
現在の収支を知る
まずは、現在いくらのお金があるかを把握するところからです。
銀行預金、現金、資産を全部、把握できていますか。
家族がいる人は、世帯で合わせていくら持っているかわかれば大変素晴らしいです。
ただここでは、とりあえず自分1人だけでも経済的に自立することを優先しますので、自分が持っているお金や資産をすべて、書き出してみてください。
次に、月々いくらの収入があり、いくらの出費があるかを調べてみましょう。
現在の収支を管理できない限り、お金の不安はなくなりません。
借金やローンがある人は、月々の返済額を毎月の出費として計算してみてください。
今ある現金を知る
まずは、今いくら持っているかを知るところからです。
財布の中の現金、家の中にある現金はいくらでしたか?
いくら以上あるのが正解ということではなく、今いくら持っているかを知っていることが正解です。
軽い気持ちで現金を探してみてください。
預金はいくらある?
次は、銀行預金です。
貯金はいくらありますか?
後でも述べますが、まだ紙の通帳を使っている人は、これを機にアプリ管理を始めてください。
紙の通帳しかないと、今いくらあるかを計算しようとしたこの瞬間、正確にはわかりませんよね。
その点銀行のアプリを持っている人は、今現在の預金残高を一円単位まで知ることができます。
それに将来、紙の通帳は徐々に廃止されます。
すでに紙の通帳を有料化している銀行もあります。
家族の貯金は?
ちなみにパートナーや旦那さん、家族の貯金もわかりますか。
我が家の場合は夫との2人暮らしで、私はスマホも給与明細も何でも見せられるタイプなのですが、夫は抵抗があるようです。
結婚数年目でたまたま総務省の家計調査をすることになり、その時に初めて夫のちゃんとした給与額を知りました。
現在も職場は変わっていないはずなので、大体の額は把握しているつもりです…。
自分ひとりの資産状況がわかれば大丈夫
お金関係のプライベートな情報は、人によって感覚がだいぶ違うと思います。
亡くなって初めて、配偶者がこんなにお金を持っていたのかと驚く人も大勢います。
なんでも知っている家族は素晴らしいと思いますが、実は家族にも(もしかしたらあなた自身にも)秘密の1つや2つあるかもしれません。
でも、家族の財産を知らなくても大丈夫です。
なぜならこの本は、あなた自身の経済的自立を将来にわたって叶えるものなのですから。
その他の資産
さて続いて、銀行預金以外の資産や保険はありますか?
ゴールドや証券、自分が受取人になっている保険などです。
それらを探すついでに、家や土地の権利書がどこにあるかも知っておくとよいかもしれません。
収入を計算する
今いくらあるかがわかったところで、今度は毎月いくらぐらいずつ入ってくるかを計算していきましょう。
収入の大半を占めるのは給料という人が多いかと思いますが、毎月いくらありますか?
給与明細や銀行の通帳ページを見れば、簡単にわかりまね。
複数か所から給料をもらっているかもしれません。
今回は簡単に計算をしていこうと思いますので、手取りの金額で計算していきます。
自営業の人の場合は事業収入、大家業をしていれば賃貸収入があると思います。
その他の収入といえば、預金等の利息や株式の配当などがある人もいるかもしれません。
また、家族から生活費をもらっている人は、それも収入に加えます。
この本は将来的に経済的自立を目指すための本ですが、家族から生活費をもらっている人は、家族の分の食材やガソリン代を支出として支払っている可能性があります。
ですから今は、1か月に自分の懐に入る金額をすべて計算してみてください。
支出を把握する
収入を把握するのは難しくなかったと思います。
では毎月の支出はどうでしょうか。
借金がある人は月々の返済額を支出として計算していってください。
アプリが威力を発揮する
銀行のアプリを持っており、日々の支払いをすべて電子決済で行っていれば、計算はとても簡単です。
銀行アプリの取引履歴やクレジットカード等の明細で、すぐに確認できます。
ですが現金支払いがある場合は、家計簿をつけたりレシートをとっておいたりしない限り、明確には把握できないのではないでしょうか。
ATM生活をやめよう
そこで、現金で支払いをしている人にご提案です。
支払いを極力電子マネーに変えてください。
こうすることで、出金額や出金履歴ばかりでなく、自分が今いくらあるかもちゃんとわかるようになります。
財布の中にいくらあるかよくわからなくて、お金が無くなったらATMに下ろしに行く生活をやめてみませんか。
家計簿をお勧めしない理由
私は家計簿をつけることを、あまりおすすめしていません。
出ていくお金がいくらかを知っていることよりも、むしろ今いくらあるかを知ることで、お金は増えていくものだからです。
それにこの本の目標は、日々の数百円を我慢しなくてもいい生活を手に入れることなのですから。
変動費の節約の意味は小さい
あとでも述べますが、支出を減らすことでお金を増やすことができます。
当たり前といえばすごく当たり前のことですね。
その際、主に減らすのは固定費の部分です。
家計簿をつける作業では変動費の部分で細かい記述をすることになりますが、そこは実は、お金を増やすうえであまり関係がありません。
まとめ
お金を増やすためにやめたほうがいいもの
- 現金支払い
- ATM
- 家計簿
実は、大幅な時間の節約にもなるんです!
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