在留資格取得の方法を解説

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- 日本国内で外国人留学生のサポート業務に携わっている方
- 日本にいながら国際交流に携わりたい方
に向けて書いております。
各種手続きをわかりやすく提示しました。
是非、活用いただけましたら幸いです。
外国人を受け入れることが決まったら、事前準備を始めましょう!
在留資格を取得

外国人が日本で暮らすためには、在留資格(正式には、在留資格認定証明書という書類)が必要です。
日本で申請
その書類の交付申請は、日本の出入国在留管理庁(以前は入国管理局、略して入管と呼んでいました)に対して行うので、通常この手続きは日本にいる代理人(おそらく今この本を読んでいるあなたです)が本人に代わって行います。
出入国在留管理庁は、各都道府県の空港や合同庁舎などに出張所が入っています。
在留資格認定証明書を受け取る
申請が通ると、代理人の日本の住所に在留資格認定証明書が届きます。
通常は、会社や大学など代理人の所属先を宛先にすることが多いです。
在留資格認定証明書を本人に送る
次に、在留資格認定証明書を、外国人本人が暮らしている母国の住所に郵送します。
外国人本人は現地にある日本大使館や領事館にそれを持っていき、ビザの発給申請を行います。
本人が現地で発給申請
ビザが発給されたら、日本に向けて出発することができます。
日本の空港や港に着いたら、そこで入国審査官の審査を受け、上陸許可が出れば日本に入国が叶うというわけです。
2024年現在、新千歳空港、成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港、広島空港、福岡空港から入国した場合は空港で在留カードが交付されますが、それ以外は日本で住民登録をした住所に後日郵送されてきます。
在留資格を取得するために必要なもの

では、在留資格の申請のためにはどういった書類が必要でしょうか。
ここでは、「留学」の在留資格取得のために必要なものを記載します。
在留資格認定証明書交付申請書
「在留資格認定証明書交付申請書」は、出入国在留管理庁のホームページからダウンロードできます。
PDF版とエクセル版があるので、好きなほうを使ってください。
各都道府県にある出入国在留管理庁の出張所にも、紙の申請書が置いてあります。
この書類には、入学予定の日本の学校の情報と、来日予定の留学生の個人情報を記入します。
留学生の情報は本人に記入してもらって構いませんが、記載内容の確認は必ず日本の担当者がしてあげてください。
写真
「写真」のサイズは縦4センチメートル、横3センチメートル、申請人本人のみが撮影されたもの、無帽で正面を向いたもの、背景がないもの、鮮明であるもの、提出の日の六か月以内に撮影されたもの、裏面に氏名が記載されたもの、などの規定があります。
留学生本人からeメールで画像データを取り寄せることになると思いますが、必ずプリントアウトして、在留資格認定証明書交付申請書に貼り付けます。
在留資格認定証明書交付申請書に直接プリントしてはいけません。
また、サイズが小さすぎる写真を引き伸ばして使うと、受け付けてもらえない場合があります。
返信用封筒
「返信用封筒」は、在留資格認定証明書が発行されたら郵送してもらうための封筒です。
必ず受け取れる、日本国内の住所を宛先にします。
あなたの勤め先(留学生の受け入れ先)にするのが一般的です。
切手は簡易書留料金分を貼ります。
切って料金は変わることがあるので、必ず金額を確認するようにしてください。
出入国在留管理庁の出張所が入っている建物のどこかでぴったりの額の切手を販売していることも多いので、申請時に購入することもできます。
大学等教育機関の合格通知等
大学等教育機関の合格通知等」は、日本で通うことになる学校への、入学や在籍を認められていることを証明する書類です。
学校の種類によって提出書類が若干異なりますので、詳しくは出入国在留管理庁のホームページをご覧ください。
日本滞在中の経済力を証明する書類
「日本滞在中の経済力を証明する書類」は、日本にいる間、稼がなくても生活しているだけのお金があることを証明する書類です。
留学生として日本に在留する人には、就労制限が設けられています。
これは「留学」ビザの目的が教育を受けることであって、日本でお金を稼ぐことではないからです。
前述の「在留資格認定証明書交付申請書」にも、滞在費の支弁方法を選択する箇所があります。
具体的には、本人の貯金から賄う、本国の家族の貯金から賄う、日本にいる親族の貯金から賄う、自身の奨学金で賄う…などです。
本人の貯金から賄う場合は、本人の通帳に大体日本円で100万円以上あるという残高証明が必要です。
本人以外の貯金を当てにしている場合は、「経費支弁所」という別の書類も併せて必要になります。
支弁方法は、これらを組み合わせて選ぶことも可能です。
100万円の基準は、ひとりが1年間何とか生きていける額を想定しています。
家族も一緒に来日するなどより多くの金額が想定される場合は、その額の支弁方法を示す必要があります。
その他
ほかに、本人のパスポートコピー、学校のパンフレットやシラバス、申請に行く人の身分証明書などの提示を求められます。
出入国在留管理庁の担当者によって若干異なる場合がありますので、事前に電話で確認し、その時の内容をメモして携帯していくといいでしょう。
来日2か月前には準備を開始
最寄りの地方出入国在留管理官署に申請後、もし不足等があれば、あなたのところに連絡があります。
そして必要な書類がそろった状態になれば、大体1か月ぐらいで在留資格認定証明書があなたのところに郵送されてきます。
年度の変わり目などは繁忙期のため、少し余裕を持っておくといいでしょう。
在留資格認定証明書が届いたら、原本を本国にいる本人のもとに送ってあげてください。
あとは、前述したように本人が本国で手続きをします。
日本にある最寄りの地方出入国在留管理官署に在留資格認定証明書の交付申請をしてから一か月半ほどで来日が叶うイメージです。
ですがこれも時期によって異なるので、余裕をもって2か月以上前には申請できるように準備をしておくと安心だと思います。
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留学生サポート業務のガイド

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在留資格の種類

観光目的の短期滞在ではなく、日本に長期滞在するためには「在留資格」、いわゆるビザを取得しなくてはなりません。
在留資格には多くの種類がありますが、主に「就労資格」と「非就労資格」に分けられます。
就労資格を持つ人は、主に仕事をするために日本に来ています。
非就労資格とは
非就労資格には、「文化活動」、「短期滞在」、「留学」、「研修」、「家族滞在」があります。
これらは、学ぶために日本に来ている人やその家族が取得する在留資格です。
このブログで対象にしている外国人留学生やその家族は、基本的にこの「非就労資格」を持って日本にやってきます。
申請方法から丁寧に解説していきますので、ご安心ください!
ほかにもある在留資格
在留資格にはほかに、「特定活動」や、居住資格として、「永住者」、「日本人の配偶者等」、「永住者の配偶者等」、「定住者」などがあります。
これらの在留資格は、長年日本に住んでいる人やその家族などが持つものです。
国と言葉

では日本に暮らす在留外国人は、どんな国から来て、どんな言葉を話す人が多いのでしょうか。
永住者とは?
2023年6月時点で在留資格を所持した外国人の数は322万人で、うち100万人を超える人が、「永住者」または「特別永住者」です。
特別永住者というのは、第二次世界大戦以前から日本国民として日本に居住していた外国人で、サンフランシスコ平和条約により日本国籍を失った人です。
主に、韓国、朝鮮、台湾の人たちです。
聞いたことある「技能実習生」
次に多いのが、「技能実習」の在留資格で35万人、次いで「技術・人文知識・国際業務」の資格が34万人、そして「留学」が30万人と続きます。
ちなみに深刻な人手不足を補うために、2019年に「特定技能」という在留資格が加わりました。
いわゆる外国人労働者を受け入れるための資格です。
似たような在留資格に「技能実習」がありますが、こちらは本来、日本で学んだ技能を母国に帰って生かしてほしいという国際貢献のための制度です。
ですが実態がそうでなかったことは、皆さんもご存じだと思います。
そういったこともあり、「技能実習」に代わる「育成就労」という在留資格を新設し、その後「特定技能」に移行させて、労働力の確保を画策しているようです。
どこの国の人が多い?
国別でみてみると、中国が78万人、ベトナムが52万人、韓国が41万人、以下はフィリピン、ブラジル、ネパール、インドネシアと続きます。
アジアからの在留外国人が多数を占めています。
※参考)出入国在留管理庁ホームページ
彼らが話す言語ですが、日本から招聘して来てもらっている人は、日本語に詳しくないまま来日するケースが多々あります。
ですが彼らには、サポートするスタッフが身近にいることがほとんどです。
技能実習生として来日する人は、現地で最低数か月程度の日本語を勉強してからやってきます。
とはいえ、来日してからは日本語を使ったり学んだりする機会がなく、日本語がよくわからないまま日常を過ごしているケースも珍しくありません。
コンビニでの買い物ならできても、自治体のルールや病院の予約など、自力では難しい局面がたくさんあるはずです。
留学生ってどんな人?
留学ビザで来日する人は学力レベルの高い人が多く、英語なら普通に使いこなせる人が多いです。
日本語能力は様々ですが、留学の目的が日本語や日本文化の習得である学生たちは、ある程度日本語を習得しています。
とはいえ、彼らは通常ひとりで受験し、来日します。
ビザの取得や来日後の住民登録などのサポートは欠かせません。
田舎にこそサポートが必要
都道府県別に見てみると、在留外国人の数は当然都会に集中しています。
ですが技能実習生を受け入れている企業は全国にありますし、留学生が通う国立大学も必ずすべての都道府県にあります。
地方に行けば行くほど在留外国人の数も少なくなり行政サービスが希薄になりますので、地方に暮らす在留外国人のほうがよりサポートを必要としているともいえるのです。
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日本にいながら国際貢献したい人必見!

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手順がわかれば難しくない

留学生の受け入れというと、ビザや住民票といった書類手続きから始まります。
なんだか複雑で大変そうですよね。
確かに書類仕事が多く、初めての方には大変な作業です。
でもご安心ください。
順を追って丁寧に解説します!
また言語に不安を感じている方もいるかもしれませんが、ほぼすべて日本語で業務が進んでいきます。
しかも留学生サポートの醍醐味といえば、不安な気持ちでやってきた留学生たちから絶大な信頼と感謝を得られることです。
大きな責任感が必要であるとともに、とてもやりがいを感じられる業務なのです。
外国人に不親切な国、日本
さて、すでにご存じだと思いますが、日本という国は、外国から来た人たちにとってあまり暮らしやすい場所ではありません。
特に日本に知り合いがいない状態でやってきた留学生たちに対しては、サポートが必要です。
超人見知りな日本人
日本が外国人に優しくない理由として、排他的な雰囲気というのが挙げられるように思います。
私は日本で生まれた日本人ですが、縁もゆかりもない他県に嫁いで、アウェイを痛感したことを覚えています。
もちろんこういったことを、海外でも多々感じることはあります。
でもそんなとき、笑顔で話しかけてきてくれる地元の方に、ほっと癒される瞬間がたまらなくうれしくありませんか。
私は他人にどんどん声をかけちゃうタイプです
あなたはそんなふうに「お困りですか?」と声をかけられるタイプなのではないかと想像しています。
そして、外国や異文化に興味がある方ではないでしょうか。
仕事だから仕方なく...の人にも読んでほしい
もちろん、仕事で仕方なく外国人のサポートをしなくてはいけなくなったというだけの人もいるかもしれません。
海外事情や外国語になんて全然興味はないのに…。
そんな方にも、各種手続きをわかりやすく提示しました。
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在留外国人とは

「在留」という言葉は聞いたことありますか?
外国籍の人が、外国籍の人として日本に暮らすことです。
日本に暮らす外国人
ふと見渡せば、日本国内にはたくさんの外国籍の方が暮らしています。
日本では2020年頃から脅威を見せ始めたCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)も、2023年5月から「5類感染症」になりました。
一時は航空機も船舶も動かなくなり、国際交流はおろか、人々の交流さえままなりませんでした。
しかし世界はまた再び、文字通り動き始めました。
日本にはどれくらい外国籍の人がいるのか
2023年6月末の在留外国人数は322万3,858人で、過去最高を更新しました。
在留外国人というのは、在留資格を持った外国籍の人、という意味です。
日本国籍を所持していないけれど、日本で働いていたり、日本の学校に通っていたり、あるいは日本にいる親族と一緒に日本に居住していたりする人たちのことをいいます。
※参考)出入国在留管理庁ホームページ
そのうち、外国人留学生は35万人を超えています。
福田康夫元首相が提言した「留学生30万人計画」により、2008年以降、外国人に対して日本の大学への入り口と卒業後の社会の受け入れ態勢の改善などを行ってきた結果、2018年には日本国内に33万人以上の外国人留学生が存在しました。
外国人留学生の数は前述のコロナ禍でぐんと減りましたが、また徐々に復活してきています。
日本は留学しやすい国
ふつう我々が、たとえばアメリカの大学に留学しようとしたら、英語ができない状態で受験はできませんよね。
ですが、日本社会のグローバル化が目標のひとつであったせいか、「留学生30万人計画」が遂行していく中で、日本語が全く理解できないまま日本の大学や大学院に合格できる状況が、いま日本にはあります。
ところがいざ日本で生活を始めようとしたら、日本語が話せない状態ではかなり厳しいのです。
日本語以外がほとんど通じない国、日本
日本に限りませんが、自分と異なる属性の人と接したがらない排他的な空間というのは、地球上に多く存在します。
加えて、日本人は外国語が下手だと思いがち、思われがちです。
下手なことは恥ずかしいと考えるその性格がまた、排他的な雰囲気を助長してしまうのかもしれません。
日本人に対するサポートも
けれど一旦分かり合えば、日本人だってみんなと仲良くできます。
私もこちらに嫁いできたばかりの時は周囲から避けられているようで戸惑いましたが、ある程度時間がたてば受け入れてもらえるものです。
要は日本人には、人見知りの人が多いだけなのかもしれません。
ですから皆さんの役割は、ただ単に外国人のサポートをすることだけではありません。
外国人と日本人の仲を取り持ち、双方がお互いを受け入れる手助けまでしてあげていただきたいのです。
そうすることで周囲の雰囲気や職場環境がよくなり、ひいては業務効率も上がっていくわけです。
素敵な仕事だと思いませんか?
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勉強にまつわる噂を徹底検証!~後編~

毎日忙しいお母さん、こんにちは!
元塾経営者の猿子けいと申します。
「子どもが勉強しなくて困っている」という親御さんの声を、仕事柄よく聞きます。
「いったいどうすればうちの子どもは勉強するようになるのでしょうか…」とか。
このブログを読めば、勉強嫌いだと思っていた子がみるみる勉強するようになるからくりがわかります!
↓毎日忙しい大人女子の皆さんにはこちらも
その4 ほめると頭がよくなるって本当?

これは人によるでしょうか。
ただ、子どもをほめたいのなら、同時に叱ることもできないと意味がありません。
褒めるだけより共感して
ほめられて育つと自己肯定感が高まるといわれますね。
ほめてもらうことで自信がつき、より頑張れるというわけです。
世の中にはほめられて伸びる子と叱られて伸びる子がいるといいます。
ほめることは悪いことではないと思うのですが、私は共感したり関心を持ったりというかかわり方のほうが断然いいと思います。
ほめるという行為はときに、おこがましいものになります。
褒めるっておこがましい
あなたが子どもさんをほめるとき、どの部分をほめますか。
例えばお子さんの定期テストの結果を受けてほめたとします。
点数や順位をほめますか。
それとも頑張った課程をほめますか。
あるいは順位は振るわなかったけれど気を落とさないことをほめますか。
褒める行為は評価
ほめるという行為は、実は結構難しいのです。
なぜなら、相手が何か優れたことをしない限りほめられないからです。
ほめられるほうの子どもの立場ではどうでしょうか。
自分としては結果に満足していなくても親にほめられると、気まずい感じになります。
あるいは期待していたのにほめてもらえないと、とても悲しい気持ちになります。
やる気をなくしたり、期待通りにならないとすぐに諦めてしまったりする子になるかもしれません。
失敗を恐れさせないで
また、ご褒美にものやお金をあげたり、結果が出なかったときに罰を与えたりという行為は、学校の勉強ごときでするものではないと思います。
一時それらはモチベーションになるかもしれませんが、結果が振るわなかったときにあきらめる原因にもなります。
また最悪の場合、結果を偽造してしまうかもしれません。
立派な企業に勤めている会社員でも、粉飾決算や文書偽造をして何とかその場をしのぐのに必死です。
子どものうちからこんな苦しいことをさせたら、本当に勉強が大嫌いになってしまいます。
失敗を過剰に恐れたり、失敗を認めたがらなくなったりしてしまうかもしれません。
叱れない大人が多すぎる
叱るのが苦手だから「ほめる」しかしない、という親御さんもいます。
子どもに嫌われるのを恐れてはいけません。
そして、いけないことをした際には叱れなくてはなりません。
仕事をしていても、叱るのが苦手な上司はいませんか。
部下に嫌われるのが怖くて、みんなにいい顔をするような人です。
それではチームは動けませんし、結果みんなからバカにされるリーダーになってしまいます。
バカにしているリーダーからほめられることほど屈辱的なことはありません。
ほめられるばかりで育ってしまうと、誰かに注意を受けただけでも反発する人になってしまうかもしれません。
自分の気持ちを子どもに伝えればいい
それよりも、「すごいなあ」と感想をいったり、「〇〇くんのいい顔が見られてうれしいなあ」と喜びを伝えたりするほうが、子どもさんはうれしいと思います。
その5 本番に弱い子はどうしたらいいでしょうか?

勉強はできるのに本番になるといつもミスをしてしまう、という悩みもよく聞きました。
これは保護者からのみならず、生徒本人からもよく飛び出します。
「本番に弱い」は言い訳です
厳しいことをいうようですが、これは言い訳だと思います。
練習不足だから本番でミスをするのです。
学校の勉強とは暗記したことを紙に書きだす作業です。
テスト対策のために解いた問題集は、2回やっても3回やっても満点を取れていましたか?
テスト対策の段階でも、実はミスを犯していたのではないでしょうか。
それなのに、本当はわかっていたからと自分に甘い採点をしてしまってはいませんか。
練習でできなかったことが本番でできるわけがない
例えばフィギュアスケートのジャンプを想像してみてください。
練習で成功したことのないトリプルアクセルがいきなり本番でできることはきっとないと思います。
では、10回練習して5回は跳べた場合、その人は本番でもできるでしょうか。
10回中8回の人はどうでしょうか。
10回中10回跳べる人でも、100回やれば1回くらい跳べないことがあるかもしれません。
そう考えると、勉強も練習や訓練の一部だということがお分かりいただけると思います。
100回中100回トリプルアクセルが跳べても、本番に必ず成功する保証はありません。
練習よりも本番のほうがよくできることなど、普通はあり得ないのです。
本番に限ってミスをする、実力はこんなもんじゃないというのが、言い訳に過ぎないというのはこのような理由からです。
その6 どうして勉強しなきゃいけないのときかれたら!

私なら、嫌ならしなくていいよと答えます。
勉強は別に、絶対にしなきゃいけないものではありません。
きっと人には自らの意思で勉強すべきタイミングが訪れます。
そのタイミングを親御さんの力で少し早めたいと思った時、ここに書いた言葉がけや考え方の転換を試みていただけるといいのではないかと思います。
それに子どもは「嫌ならしなくていいよ」なんていわれたら、反対にやりたくてしょうがなくなるものですしね。
学ぶという行動は、本来とても興味深いものです。
大人になっても勉強を続けていたり、新たに始めたりする人は多いです。
大人になってからの勉強のほうが楽しいのは、自分の意思で取り組むからです。
反対に会社に無理やり受けされられる研修などは苦痛な方も多いのではないでしょうか。
子どもたちにも、ぜひ自らの意思で学ばせてあげてほしいと思います。
小さいころから学ぶことの楽しさを知っている人の人生は、より豊かになります。
そして子どもたちの「好き」なものを大事にして、スペシャリストになれるためのサポートをしてあげてほしいと思います。
これを機に、親御さんの中にある好きなものや特技ももっと大事にして、お子さんと一緒に豊かな学びを感じていただけたら、こんなにうれしいことはありません。
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勉強にまつわる噂を徹底検証!~前編~

毎日忙しいお母さん、こんにちは!
元塾経営者の猿子けいと申します。
「子どもが勉強しなくて困っている」という親御さんの声を、仕事柄よく聞きます。
「いったいどうすればうちの子どもは勉強するようになるのでしょうか…」とか。
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これまでたくさんの親御さんから、「こうすれば頭がよくなるって本当ですか」と聞かれてきたことがあります。
それらの質問に、私なりに答えてみたいと思います。
その1 勉強しろといわなければ子どもは勉強するようになる?

そんなことはありません!
そもそも、よく勉強する子の親に限って、子どもに勉強しろとはいわないものです。
なぜなら子どもは自発的に勉強しているので、親があえて勉強しなさいという必要がないからです。
野菜を食べない子には野菜を食べなさいというし、野菜をバリバリ食べる子にはあえて誰も野菜を摂取するようにいわないのと同じです。
つまり、親が勉強しろといわなかったからその子は勉強するようになったわけではありません。
順序は逆です。
あなたがお子さんに勉強しなさいというのをやめることによって、お子さんが急に勉強を始める可能性は非常に低いといえます。
その2

この悩みは私が学習塾を経営していた時にいちばんよく聞きました。
あなたのお子さんがやっているそれは、本当に勉強でしょうか。
世の中にはいろいろな勉強がありますが、いずれも頭を使います。
学校の科目の勉強というのは、すべて暗記することから始まります。
そしてそれを紙に書き出すのがテストであり、その点数のことを成績と呼びます。
例えばあなたのお子さんが勉強と呼んでいるものは、もしかしたら作業の類ではないでしょうか。
英単語を百回書いても覚えられない場合、それは勉強ではなくて作業の可能性があります。
「apple」という単語を横目に見ながら、隣のノートに百回書き写しても、きっと覚えられません。
万が一覚えられて次のテストで書けたのならば、それは体が覚えているだけです。
しばらくすれば忘れます。
そうではなくて、「apple」というお手本を見なくても書けるようになる練習をすることが、「勉強」です。
学校の勉強はテストでその習熟度を測ります。
学校のテストではカンニングが禁止されていますから、何も見ずに書けるようにならなければなりません。
その3 リビングで勉強すると頭がよくなる?

結果からいいますと、リビングで勉強したからといって頭はよくなりません。
でも試験に強くなる可能性はあります。
勉強が好きな子は場所を選びません。
リビングやダイニングには、家族がいたり、話し声やテレビの音があったり、食べ物が近くにあったりします。
それらは一見勉強の邪魔になりそうですが、勉強が好きな子はそんなものにかかわらず、集中することができます。
時にはテレビのニュースを見ながら、おやつをつまみながら、兄弟としゃべりながらでも勉強が進められます。
たぶん彼らが勉強場所としてリビングを選んだのは、ひとりの部屋では寂しかったから、という程度の理由にすぎません。
もちろんひとりで勉強するのが好きな子もいますから、どんな環境で勉強すると頭がよくなるか、ということはいえないと思います。
もしもリビングやダイニングで子どもさんが勉強を始めたら、子どもの素朴な疑問や会話に付き合ってあげてください。
親御さんの「もっと教えて」は子どもたちへの絶大なモチベーションになります。
ですが、リビングでの勉強が理にかなっているといえる点もあります。
それは、何が起こるかわからないことです。
勉強中に赤ちゃんが泣きだすかもしれないし、妹がジュースをこぼすかもしれないし、お客さんがやってくるかもしれません。
そうなっても動じずに勉強を続けられる子は、本番でも強いです。
赤ちゃんにいないいないばぁをする余裕くらい持っているとなお素晴らしいですね。
テスト本番では何が起こるかわかりません。
隣の人の貧乏ゆすりが気になるとか、後ろの席の人がせき込んでばかりいるとか、校舎のそばで交通事故が起こるとか。
これらは受験生には大きなストレスかもしれませんが、他人から見れば些細なことです。
こんな些細なことで追試や加点がもらえるはずもありません。
本番に集中できる練習という意味では、騒がしい場所での勉強はとてもいい訓練になるはずです。
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点が取れるとわかれば勉強する子どもたち

毎日忙しいお母さん、こんにちは!
元塾経営者の猿子けいと申します。
「子どもが勉強しなくて困っている」という親御さんの声を、仕事柄よく聞きます。
「いったいどうすればうちの子どもは勉強するようになるのでしょうか…」とか。
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その1 成功体験をさせてみよう

サッカーが得意な子は、子どものころからサッカーをほめられて好きになり、そのまま練習を重ねて得意になっていった子です。
絵が苦手な子は、小さなころ絵に興味がなく練習もしてこなかったので、いつになっても上手な絵を描くことができません。
勉強だって練習でうまくなる
勉強もそうです。
練習すれば、つまり勉強すれば、受験のための勉強なんてできるようになります。
反対に勉強しない子はいつになっても勉強ができません。
そして勉強したらいい点数が取れた、計画通りに準備を進めたら予想通りの結果になったなどの成功体験があると、勉強がより好きになり、もっとやりたくなります。
成功すると好きになる
成功した体験をすると、そのものが好きになります。
得意なことに対しては、やる気も出ますし努力も苦ではありません。
皆さんの得意なものや好きなものが今でも得意だったり職業に結びついたりしているとすれば、それはあなたがそれに対して努力を怠らず、たくさん修錬されてきた結果なのです!
成功体験を作り出す
お子さんが勉強を嫌だと思わなくなるために、成功する体験をさせてあげることはとても有益です。
綿密に準備された計画書の通りにテスト勉強をしていくと、定期テストで本人も思わぬ点数を取れたりします。
実際は計画書のおかげといいたいところですが、頑張って問題を解いたのは本人です。
大いに努力を認めてあげてください。
点が取れれば勉強しだす
そうすればやる気が出て、次のテストも頑張りたいと思うようになってくれるはずです。
まずは、次のテストでもいい点を取りたい、という気持ちになるのが第一歩です。
これが、彼の目標ということになります。
この気持ちは子ども本人の意思ですから、尊重してあげてください。
計画書さえあれば試験勉強ができる状態になれば、勉強のやり方はもう大丈夫です。
次は、計画書を自分で作れるようになることです。
自分で未来を予想して思った通りの結果が得られると、もっと嬉しいはずです。
定期テストは試験勉強もしやすいので、まずは簡単に試験範囲や問題レベルが予想できる定期テストの計画から始めてみることをお勧めします。
そして、盛大に成功を感じさせてあげてください。
さみしいけれど子離れを
目標のために計画ができるようになると、日々の授業や入試、仕事においても自律的に進めていくことができます。
誰かに筋道を作ってもらわないと行動できない人の何倍も効率よく物事を進めていけるわけです。
将来仕事をもった時の働き方にも影響します。
その2 これからが学歴社会の始まり

日本でも次第に、新卒一斉採用・終身雇用という働き方が崩れてきています。
会社が社員とその家族の面倒を最後まで見切れなくなってきているのです。
それで、ジョブ型雇用や成果主義にかじを切る企業が増えてきました。
ジョブ型雇用では、社員ひとりひとりの仕事が明確に決まっています。
社員はその仕事をするためのスペシャリストとして働きます。
入社の際には、何が専門でどのような勉強をしてきたのかが問われることになります。
日本もようやく、勉強してきたことが収入に結び付く時代を迎えようとしています。
入試はゴールじゃない
これまでは、日本人の多くが「勉強」の終着点を主要5科目の合計点である大学入試に位置付けていたような気がします。
でもこれからの若い人は、大学で何をどれだけ勉強したかを問われます。
大学入試までの学校の勉強は、とてもシンプルです。
必ず答えが存在するので、暗記さえできれば満点を取れます。
学びがシンプルである間に勉強のやり方を知っておかないと、とてもではありませんが大学での研究生活についていけません。
日本は学歴社会ではない
お気づきのとおり、現在の日本は学歴社会とはいえません。
学歴による収入の差よりも、勤続年数による収入の差のほうが顕著だからです。
さらに日本でいうところの学歴はつまり、高校3年生時の学力を意味します。
なぜなら日本の大学は割と簡単に卒業できますので、大学時代に勉強した人もしなかった人も、同じ出身大学名を名乗れてしまうからです。
新卒一斉採用の最終面接は結局、協調性や忍耐強さを試す場になりがちです(もちろん、そうでない職場もたくさんあります)。
旧態依然の職場もあり続けるけれど...
これまで日本の会社で重宝されてきたのは、何でもまんべんなくこなせるジェネラリスト社員です。
新卒の段階で一斉に採用された新入社員は、新人研修を経て適当な部署に配置されます。
そこでOJT(先輩と一緒に仕事をしながら仕事を覚えていく)を受け、ある程度ひとりで仕事ができるようになったころに違う部署に配属されます。
この方式だと、長く会社に尽くせば尽くすほど重宝がられることになります。
なぜなら同じ会社に長くいるほどより多くの社員と顔見知りになり、書類のやり取りなどがスムーズにできるからです。
給料も年齢に応じて上がっていきます。
このような雇用方法をメンバーシップ型といいます。
割を食うのは若い世代
でも社員に顔見知りが多いというだけで、会社の売り上げ自体が伸びるはずもありません。
またひとりひとりの仕事が明確に決まっていないので、さぼってばかりなのに高給をもらっている年配社員がいる一方、サービス残業を強いられる若くてまじめな社員の給料がいつまでも安いまま据え置かれたりしています。
勉強が収入に結び付く時代に
仕事や収入と密接にかかわる勉強って、ワクワクしませんか。
本当に勉強がおもしろくなるのは、自分の専門分野を見つけてからではないかとも思います。
子どもさんの好きなことを奪わないでほしいといったのには、そのような意味もあります。
主要5教科以外に没頭できるものをお子さんがたくさん持っていたなら、それこそ将来の選択肢は広いと思います。
お子さんは何が好きで何が得意ですか?
例えばプログラミング分野では常に人手が足りず、プログラミング能力のある人は高い給料を約束されています。
ほかの誰も気づかなかったサービスを提供する会社を起業する社長さんもいます。
英語圏ではない国に留学したり、海外を基盤に仕事をしたりしている人もいますね。
いずれもその分野に対して、とんでもない努力を重ねてきた人たちです。
ではなぜ努力し続けられたのかといえば、他のことに比べて苦ではなかったからにほかなりません。
努力の仕方は学校の勉強と基本的に同じです。
興味を持ったことに対して、自分の意思で研究し、開拓していくのです。
だから子どもの話に興味を示して
親御さんにしてほしいのは、子どもたちの興味に対して同じく興味を示してあげることです。
興味の対象に決して優劣をつけないでください。
計画は子ども自身にさせてください。
子どもたちの集中力は大人のそれとは比べ物になりません。
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頑張っても成績が上がらない?その頑張り、有効ですか?

毎日忙しいお母さん、こんにちは!
元塾経営者の猿子けいと申します。
「子どもが勉強しなくて困っている」という親御さんの声を、仕事柄よく聞きます。
「いったいどうすればうちの子どもは勉強するようになるのでしょうか…」とか。
このブログを読めば、勉強嫌いだと思っていた子がみるみる勉強するようになるからくりがわかります!
↓毎日忙しい大人女子の皆さんにはこちらも
学習塾で三者面談を行うと、保護者ばかりしゃべっている家庭もよくありました。
勉強が苦手な子の家族には、こういうタイプが多かったですね…。
勉強が得意な生徒たちは自分の考えを持っていて、それを表明することができます。
その1 成績低下は親子関係改善のチャンスかもしれない

友だちとの会話に比べて三者面談で発言するのは、一段階ハードルが上がります。
スピーチとまではいいませんが、要点をまとめ、親にも先生にもわかるように俯瞰的に話さなければなりません。
またこれはあまりいいたくはありませんが、勉強が得意な家庭からは学習塾に対しての要望がほとんどありません。
親御さん自身も、何かに責任転嫁する癖がないか、考えてみてほしいのです。
子どもの成績が下がったのは誰のせい?
例えば子どもさんの成績が下がったとします。
なぜかと考えたときに、真っ先に塾のせい、いや子どものせい、はたまた親のせいか、と考えた方は要注意です。
成績低下が誰かのせいに違いないという思考回路には危ないものがあります。
なぜなら本当の原因から目を背けているからです。
誰が悪い、誰が責任を取る、どういう方法で責任を取らせる、という方向に考えが進んでしまうと、もはや話題は学力の向上ではなくなってしまいます。
また子どものほうは親から責められないために、やはり自分以外の誰かのせいで成績が低下したのだと言い訳ばかりを考えるようになります。
テストの点数の原因は?
テストの点数が低かった本当の原因は何なのでしょうか。
苦手な分野が出題されたことならばその分野を強化することが解決策になります。
体調不良が原因なら体調管理が今後の課題になります。
部活での人間関係が頭を悩ませているのならそちらの解決のほうが先です。
単に勉強不足かもしれません。
成績が下がったからといって子どものゲーム機を奪ったりお小遣いを減らしたりしても、成績が上がるわけがないことにお気づきでしょうか。
子どもの変化に気づいていますか?
テストの点数が下がった時、子どもは何か不調や悩みを抱えているかもしれません。
そのことに気づいてあげられる親でいてほしいと思いますし、子どもがためらわずに打ち明けられる関係性であったらいいと思います。
そういう家庭の子は、テストの点数が取れなかった本当の原因に気づいて、対処することができますから。
成績が子どもの気持ちのバロメーターとなることはよくあります。
ありがたいことに成績は数字で表されていますから、変化にとても気づきやすいのです。
成績表は親子の絆を強める役割もしてくれるのです。
その2

子どもたちが自律的に勉強したり考えたりしゃべったりするために、計画を立てることは非常に有益です。
何のための計画でも構いません。
次の定期テストで満点を取るための計画でもいいですし、部活の次の大会で優勝するための計画でもいいでしょう。
ただがむしゃらにやっていればいつかは実を結ぶだろう、という考え方から卒業させてほしいのです。
頑張っても成績が上がらない?
詳しくはあとで述べますが、どんなに勉強をがんばっても一向に成績が上がらないという子がいます。
どれだけ練習してもレギュラーになれないという子もいます。
それらの頑張りや練習は、ちゃんと的を射ているのかどうかを、確かめてみてほしいのです。
その頑張り、あっていますか?
例えば、次の定期テストのための計画書を、お子さんはどのように書いているでしょうか。
学校でテスト勉強のための計画書を作らせるところが多いので、もしあれば見てみてください。
目標点が明確か
まず大前提として、次のテストでは何点を
は、目標から始まります。
もしも特に目標がないのなら、満点を目指すべきです。
弱点を把握しているか
次に、自分の弱点をちゃんとわかっているでしょうか。
理解度が低いであろう単元を把握し、解決するためには何をすればよいかが書けているか、見てみてあげてください。
計画に具体性はあるか?
そしてどのような勉強をするか、具体的な計画になっているでしょうか。
月曜日は数学の問題集の第2章を間違いがなくなるまで解きなおすとか、毎日英語の教科書の音読を行うとか、です。
もしかして、月曜日は数学、火曜日は英語、のような計画書になってはいないでしょうか。
これでは、どのレベルまでいけば達成したことになるのかわかりません。
塾に行くと成績が上がる秘密
学習塾に通っている子どもたちは、個々の分析を塾の先生にしてもらい、どのような対策をすればよいかアドバイスをもらえます。
学習塾に行くと頭がよくなるというのは、半分はこの分析と計画書のおかげです。
でもそのままでは、いつになっても計画書なしでは勉強できません。
少しずつ自分で未来の予想ができるようになっていくと、本当の意味で頭のよい子になれます。
運動も芸術も同じステップ
部活の計画の場合も同じです。
次の目標はレギュラーになることなのか、ゴールの本数なのか、チームとしての順位なのか、明確な目標があるでしょうか。
また、自分の苦手なポイントがわかっているでしょうか。
それらがわかれば、目標を達成するために何をどれくらい練習すればよいか、もしそれでだめだったなら、どういう練習に切り替えるか、考えなければなりません。
毎朝1時間ランニングを欠かさなければきっといつかは優勝できるだろう、というのは、毎日仏壇に手を合わせていればきっと宝くじが当たるだろう、という未来予想と大して変わらないのです。
あなたも計画書を作ってみて!
とはいえ、計画書を作り実行するのは骨が折れることです。
もしよければ、あなた自身も何か目標を立てて、そのための計画書を作ってみるといいです。
日常生活のすべてにおいて目標と計画が必要なわけではありません。
もしも部活は趣味程度に楽しければそれでいいというのであれば、計画書でがんじがらめに縛る必要はありません。
どうしても子どもに勉強させたいですか?
勉強もです。
そこまで必死になる必要はないというのであれば、計画など立てなくても構いません。
でも本書をお読みいただいている方は、子どもに勉強させたいのですよね。
であれば、1度定期テストの計画書を一緒に作ってみられることをお勧めします。
もしも難しければ、学習塾や家庭教師などに依頼して、定期テストのための勉強の計画を作ってみてもらってください。
計画書が確かなら、タスクをクリアしていくだけでおもしろいほど成績が上がります。
そしてできれば次回は、自分で綿密な計画を立てられるように導いてあげてみてください。
自分の意思で考えることが、勉強できる子への第一歩です。
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